地域創生について思うこと

自分たちの問題を自分たちで解決する市民の自活力が問われています

「少子高齢化」は、今の日本を語るときに欠かせないキーワードになっています。最近では、少子高齢化、および人口減によって多くの地方自治体が消滅すると予測され、政府も「地方創生」を旗印に、新たな地方振興策を講じようとしています。

しかしその発想は、相も変わらぬ「中央主導」「行政主体」の地方振興であり、その先行きが案じられます。

「人口減・超高齢社会」の問題は、単なる「地方」の問題ではなく、日本社会全体の問題です。むしろ、これから深刻さを増していくのは「都市」部における過疎化であり、地域の消滅です。

「中央」-「地方」という図式ではなく、地域一つひとつにスポットをあてた「地域創生」の視点が求められているといえるでしょう。

同時に、“お任せ民主主義”から決別すること。
自分たちの地域は自分たちが主体的に創りあげていくという発想を持つことが重要です。

地域社会には、岩盤のように固い旧来からの慣習、規範?が存在しますが、地域を活き活きとしたものに変えるためには新しい規範に創り変えていかなければなりません。

そのときに必要になるのが、地域を経営、マネジメントする姿勢、
すなわち「地域経営」の視点です。

また、地域を着実に変えていくための手法が必要であり、それを支える物事の見方、考え方が必要なのではないでしょうか。

つまり今後、白石は「何で食っていくのか」、「何を伸ばして行けば若者の流出がとまるのか」など、白石地域を客観的に診断することが重要になります。現在、白石市では、地方創生に向けたプランづくりが進められています。

おまかせ民主主義とは何ですか?

民主主義の基本である選挙での意思表示をしないことです。世論がこうだから、どうせ変わらない、政治に感心がないなどと自分の責任を放棄し、他人の声に委ねることによる歪んだ民主主義のことです。今の日本の現状ではないでしょうか。

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